小学校の時担任の先生が「今日の当番は誰だ」と聞いたところ「多分登板するのは槙原ですね」と答えた野球少年某氏はともかく、41期の大会活動が終了しました
最後の公式戦となったサンケイスポーツ大会は雨や10月に見舞われた台風によるグラウンド使用制限の影響もあり日程が20日ほど後ずれでの進行となりました
二回戦から登場のメッツは初戦で古豪小鹿野カージナルスに快勝
三回戦は戸田市の絶対王者戸二小ジャガーズさんと雨中の決闘を制し
四回戦吉川ウイングスとは中盤に4点リードを許す苦しい展開ながらもタイブレークまで持込、主将が涙のサヨナラヒット(母連中も涙、皆顔を覆っていたのは涙でアイラインが崩れるのを見られたくなかったのかと)
五回戦もやりづらい相手でしたが最終回に決勝点を挙げて準優勝した2014年大会以来のベスト8に進出
ようやく辿りついた準々決勝は三郷市の伝統ある競合チーム「三郷ブルーエンジェルス」
試合は珍しく後攻となったメッツが相手チームに2点を先制される苦しい展開
こちらの立ち上がりの弱さ(四球、エラー)もありましたが相手の力が格上という印象をまず感じました
しかしこの2点を取られなければというタラレバが後々重くのしかかってきます、、、
その裏のメッツの攻撃も一番:ワガママな蒲生ボーイ、二番:さまよえる粗忽者が連続三振で二死
が、四回戦サヨナラヒットの主将兼エースがセンター横をスルリと抜けるランニングホームランで一点を返す!
二回裏も先頭の五番・得意淡然失意泰然が四球で出塁も捕手からの牽制球に刺され後に考えていた機動破壊の芽が潰えてしまいました
うーん
先制点に続いて二度目のタラレバが発生です
その後中盤はメッツの攻撃はあっさり塩味、相手の豚骨味噌ばりの濃い波状攻撃を何とか凌ぐ状態
4回でメッツ投手の球数は80球を超えてました(-_-;)
何とかしたい4回裏
二番:三振、三番の主将は中安打、四番の野人ブウが遊ゴロゲッツー当たりも二塁手悪送球(二進後五番時の投手暴投で三進)、五番:四球で得た二死一、三塁の好機!
とは言えピンチになるとギアをあげるのが相手投手
しかし6番打者究極の振り遅れのあっち向いてカーンと一塁手の頭を超える値千金の同点打!
打球はラインドライブがかかり一塁側ファールラインを超えるエンタイトルツーベース
惜しむらくは一塁走者がその前に二盗をしておらず逆転とはならなかったことです(投手は「二盗は仕方ない」割り切って足を上げた投球だったのですが、、、)
ここで三度目のタラレバです
五回以降も相手の猛攻をエースが四球を出しながら何とか無得点に抑える状況
攻撃は相手投手がピンチになると一段ギアを上げるクレバーな投球の前に無得点を重ねていきました
また中堅を守る「八幡町の仲邑堇」も二盗時に相手野手と足が交錯し途中退場
交代要員がいない戦況となりました
最終回7回裏も二死二塁のチャンスに悩める主砲ならぬ悩まない従者の7番が三振と勝ちがなかなか遠いです
この時点で勝利の女神は遠くへ行ってしまったのかもしれません
彼らの限られた体力では7回で決着が必要でした
すでにこの時点でエースの体力はゲーム「エキサイトバイク」でいうところのオーバーヒート状態
迎えたタイブレークは無死一、二塁からですが表の相手攻撃で3点を取られてしまいました
8回で130球以上の熱投です
誰も責められません
裏のメッツの攻撃
タイムリーで1点を返すも最後はエース兼主将が空振り三振に倒れゲームセット(3-5)
ダルビッシュも田中マー君も甲子園最後の夏は最終打者で共に三振でした
モンモンモンメッツ41も最後の試合の最終打者が同じ状況なので考え方によってはドラマチックです
相手の方が走攻守全てにおいて格上でした
そしてその相手に勝てる展開はこれしかない!という流れには持って行けました
三度ほどタラレバがありましたがそれを遂行されても勝てたかは分かりません
彼らは出しうる力が出せました
その上での敗戦ですから「後悔などあろうはずがありません」
とはやっぱりいかないかな!?
思いますが、人生の節目節目は後悔だらけです
でも後悔があるからこそ今を前向きに生き、そして仲間と振り返った時に酒の肴に出来るんです
このメンバーで野球をすることは今後二度とありません
時計の針は進み続けます
ですが最後の最後でベストゲームを見せてくれました
誰一人欠けても今回の素晴らしい演出は果たせませんでした
41期よmaking good things betterな日々をありがとう
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P.S.メッツ41が好きそうなアラレちゃんキャラクターベスト3
3位 栗頭大五郎:アラレの先生役。頭が大きく教室に入るたびにドアを外すシーンは毎度秀逸
2位 ニコチャン大王&ニコチャン家来:頭が尻とか訳わからん設定に爆笑
1位 うんちくん:説明不要